【日刊レビュー】新たな方向性が明確化したUnity 5.3

 

本日無事リリースされたUnity5.3。今年初めに発表されたロードマップは無事に全うされ(一部ドロップもありましたが)恩恵として期待されてたものはほぼほぼ使えてる感じ。Unityカンパニー様、いつもありがとうございます。

 

新たな方向性・マルチシーン編集

みれば一発ですが、ヒエラルキービューに、これまでAdditiveなどでロードされたシーンが別々に表示される様になりました。

しかもランタイムのみならず、編集時にシーンをヒエラルキーにドロップすれば同時編集できる優れもの。

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上の図の様に、これまでロビーに突入するたびにクエストからガチャからユニット画面からって長々とロードする様な設計になりがちだったのを、複数シーンに分けてロード管理や編集管理がしやすくなったので、ロードは短縮できるし編集はぶつからないしでいいことづくめ。

これまでも出来ることでしたが、エディタとして明確に対応されたので、デファクトな設計方針になるような、大きな影響を及ぼすとおもいます。

っていうか、これまでそうしたマルチシーン前提の設計で進めてきたのですが、その楽さと完成度の高さはべらぼうなもの。この優位性なくなっちまうのかーという惜しい気もしますが、まぁ技術なんてそんなもんですよね。

日本語の公式ブログでも詳解されてハイライトの多いメジャーアップデートでしたが、大きく言及したかったのはまずはここ。

まだ使い始めたばかりなので、引き続き恩恵をエンジョイさせていただきたいとおもいます。