【日刊レビュー】ジョン・ウィック

きたー!!!ついに公開!!!待ちに待ってた!!!!



本当に気持ちよく絶賛できる傑作でした!!

ストーリーは予告編に全部載ってるようなもんなんですが、マフィアのボスを父親に持つチンピラが意気がって絡んだ中年のキアヌが実は伝説の元殺し屋で、チンピラが調子に乗って鉄パイプでキアヌ殴って愛車は奪うは邪魔する飼い犬は殺すわの蛮行。

喜んで車を奪ってはしゃぐ冒頭の後、ガクブルで「え、おま、その車、え、あの人の?」というツッコミから結末までの痛快復讐劇は予測をどんどん越えて肥大化するのがこの映画の見所。

キアヌがマフィアから何から目の前に立ちはだかるものを掃討してくのも痛快ですが、終わってしまえば車は帰ってくるわけだから、「飼い犬一匹の命>>>マフィア全員」っていうデススパイラルのスケールがまた読後感を気持ちいいものにしてくれます。

見所は予告を見ただけで背筋に走るキレキレのアクションのみならず、闇の業界の人々のさらっと流れるやり取り。職業殺し屋ばかりをサービスしてる高級ホテルとか面白すぎるでしょ。

しばらくは予告編みなおして余韻を楽しみたい一本です。