【日刊レビュー】ブレイキングバッド

「人類最高のシナリオ」とレビューされまくった怪物作。

ある時、うっかりシナリオ全面書き直しというミッションを請け負った矢先、シナリオの名作って何があるのか?でググったら本作でした。

型破りの面白さの身近にいそうな平凡な主人公(学校の先生)の七転八倒物語。

その不器用すぎる七転八倒で手を出すのが麻薬作り、末期の癌の主人公がで苦肉の策で挑戦するものの、あまりのズッコケの連続に見てる人のハラハラ感を無限に引き出す序盤ストーリー。

題名のブレイキングバッドの通り見てる人の期待も予測もぶっちぎって奈落のようにバッドに落ちてく主人公と、底なしの底でのカイジのような戦いにアメリカ人の心は鷲掴みにされたようで、ありとあらゆる賞を総なめにして見事完結した奇跡のような作品です。

かみさんに進めたら「なんか気持ち悪い」ってあっさり拒絶されましたけどね。

想像を超えたエンタメを求めるなら間違いなくオススメの一本です。