北斗の拳。じゃなくてFallout3
「19XX年、世界は核戦争によって荒廃し、再び力が全てを支配するようになっていた」というような設定のゲーム。Fallout3をちょっとやってみました。
Fallout 3(フォールアウト 3)【CEROレーティング「Z」】
- 出版社/メーカー: ベセスダ・ソフトワークス
- 発売日: 2008/12/04
- メディア: Video Game
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そしてその世界を存分に冒険させてくれるストーリーの運びがまた絶妙にいいと思いました。
北斗の拳と違うのは、核が落ちた直後にいきなりシェルターを這い出たりせず、主人公は200年!も続く清潔な核シェルターで生後から大人までを過ごし、ある事件を元に外の世界へ出る、という運びなんですが、外界へ出た直後、見事に地の果てまで続く荒野に投げ出された感覚と、その荒野の先に微かに見える盗賊と行商人の戦いや崩れたデパートや地下鉄など、生き抜くためにはなんとか残った文明の切れ端の中からを値打ちものを探し、それを人に売りつけて食料、弾薬、医療を手に入れなければならない。
北斗の拳(くどいな)の世界では拳でものを言わしてそれをやってくわけですが、Fallout3では妥当なところで金属バットや奪った拳銃で身を守りながら建物に侵入し、古びた冷蔵庫をこじ開けたりしてものを漁るんですが、ウォーターワールドとか、マッドマックスを地で体験できるってのがとにかくこのゲームの醍醐味です。
無論、ほとんど全てシームレスだったり、AIのリアクションは豊富だし、アドベンチャーゲームのように全てのNPCとの会話に選択肢があって、かけひきをしたり、いろいろと深い話を聞き出したりと冒険感はかなり高いです。
もともとは私もRPGを10年以上作ってたんですが、素直にこの会社のRPGには感服、頭を下げざるを得ないですね。
Fable2ももーすぐ出ちゃうけど、最近のRPGは輪をかけて時間をかけて練られてるので、開発サイドのことは考えるだけで気が遠くなります。。