【日刊レビュー】シュタインズゲート

Netflixで全話公開になってました。

私はこれでアニメを見るようになりました。ぶっちゃけていえばアニメ偏見体質がなくなった、美味しんぼで言うところの究極のメニュー。

あらすじで「タイムスリップ物」ってとこまでは暗示されてたりタイトルの表すところの「アインシュタインのゲート」ってのも「ダビンチコード」みたいだったりで、いろいろ期待しますが、予想とは全く異次元のストーリー。

自分は1話目はさっぱり退屈だったのですが、2話目のラストでがっつりフックに引っかかり疾走するように全話鑑賞。

とにかく小道具の数々がおっさんキラーすぎる上に、油断を誘っておいて深淵のようなパラドックスに突き落とすサスペンス性がたまらない。シナリオの妙の鑑。

ゲームも多数出てて、どっから入るべきか悩みましたが、アニメの本編をまず全話見てからがベストな入り口じゃないかと思います。本当におすすめ!!

【日刊レビュー】バットマン・アーカムナイト

 PS4で一番次世代感を味わえた一作。

しかし!!!一番言及したいのはストーリー&ストーリーテリングの素晴らしさ!!

絵がすごい、オールスターが惜しげなく連続で出てくる、次世代・異次元の演出、丸ごと再現されたゴッサムシティの途方もないスケール&ディティール。

それらも全て、序盤のクライマックスで出てくるあんちくしょうが全て持ってく&そこからを軸に真の最終章が始まる!!な演出に感動しすぎて絶叫。

言うなれば究極の相棒。ロビン?あいつの1000倍頼もしいあんちくしょうだ。頼りになるかはおいといたとして、こいつとゴッサム中を闊歩する陶酔感は本当に反則。

最先端のAIでついてくる??イヤイヤ、ゴッサムは奴の街だよ。あいつがプレイヤーの先を回ってるんだよ。

そうした完璧すぎるコンセプト&5分に一回勃発する不意打ちの演出に完全にノックアウトされました。

PS4の性能を味わうのも良しですが、ゲームでしか味わえない斬新なストーリー進行を初体験するのもまたおすすめ。

世界中のオープンワールドゲーの関係者を悩ませる卓越した傑作と思います。

バットマン:アーカム・ナイト

バットマン:アーカム・ナイト

 

 

【日刊レビュー】シーバスリーガル

とうとう歳のせいか運動しても体重増加が抑えきれず、ビールや日本酒などの糖質成分の多いものを徐々にカット。

少量をロックでちびちびやれば晩酌として十分に足りるウィスキー探求を進めています。

今の所コスパとしても落ち着いてるのがこちら、シーバスリーガル 。

シーバスリーガル12年 700ml 簡易カートン入り

シーバスリーガル12年 700ml 簡易カートン入り

 

がっつりした味わいも、薄めて味付きの氷水って感覚で飲むのも調節自由。慣れると確かにウィスキーや焼酎は酒飲みとしてはありがたいソリューション。

 家で働くようになってから、なんか明るいうちから補給することもあるような、ちょっと危険な今日この頃です。

【日刊レビュー】馬刺しがとにかく美味い!!自由が丘の酒屋「山屋」

「あれ!?山屋なくなったか??」と思っちゃうほど改装されて、外見では美容院にしか見えない勢いになったこだわりの自由が丘の酒屋、山屋さん。

結論、ここの馬刺し(だいたい千円前後)と冷凍ハンバーグ(600円)はいつでも究極vs志向の対決に出せるほど美味い!!普通の外食ではまず見たことない異次元レベルです。

特に馬刺しは家で食っても美味いし土産に持ってっても「なんすかこれ?!」とウケること確実。

山屋 / ヤマヤ | 自由が丘.net 店舗情報(酒屋、ワインショップ)

http://shop.jiyugaoka.net/shop/img/480x360/yamaya.jpg

 

しかし、なぜかめちゃくちゃお洒落に改装されて外見は美容院だし、中身はApple Storeという、どこのコンサルが騙したんだこれと思うほどに今は違和感が多いw

どのつまみもよく吟味されたこだわりの一品ばかりだし、お酒もおすすめ買っとけばとりあえず2000円ちょっとで美食を満喫できるスペシャルスポットだと思います。

 

【日刊レビュー】エベレスト3D


109シネマの映画の日なので格安チケットで鑑賞してきました。

劇場でIMAXで見てなんぼの超過酷環境を臨場感たっぷりの音響と3Dでみましょうな映画。

実際にあった遭難事件に沿った話とのことで、実在の人物とクロスオーバーする描写は涙を誘います。

しかしヒューマンドラマと究極環境物としては、実は本編前に予告で流されるロバート・ゼメキス監督の話題作「THE WALK」の息を飲む演出が神すぎて、肝心の本編が色あせまくりと思ってしまったり。そもそもどっちも究極高所物ってかぶりすぎなのか。

個人的にはバカと煙に分類される高所好きなのでガクブルの難所をガツガツ登ってくところは見応えあったかなと。んー、でもアクロバットな登山というより、酸素欠乏との戦いのがメインな感じで、絵的にはちょっと地味だったかも。

 

 

【日刊レビュー】CLANNAD

時間があるうちに評価の高い作品をどんどん見ておこうと思いつつ「一番好評価だけど一番手を出す気がしない」とも思えたCLANNADクラナド)という学園物アニメを1・2期とも制覇。

散々「泣ける」「一番感動した」というレビューを見かけたものの「いつになったらそのゾーンになるのか??」と思いながら「さすがにおっさんの自分には合わないのかもだけど、そう思ってたらただのおっさん。クリエーターとしての自分の感性は一般レビューがわからないくらいに腐ったのか?」と心配&油断してたら涙の暴風雨地帯に直撃。

1期・2期とかなり長い話なのに、2期のラスト5話の伏線と涙の地雷原がヤバ過ぎ。特に2期のOPの伏線回収が神がかりすぎて、こんだけの完成度ってどんだけだよ!と驚愕。 

 なんといっても、言うなれば萌え学園アニメをこんだけ手放しで絶賛する自分にも驚愕。

こないだ初めて五反田のゲイバーに連れてって貰いましたが、自分の知らない世界でこんなに楽しいものがあったのか(目覚めてはないです)というショックで例えるのは変な話ですが、とにかくUFO目撃したくらいの衝撃的な(自分から見て)異文化でした。

TVアニメ 「CLANNAD AFTER STORY」OP&EDテーマ 「時を刻む唄/TORCH」 / Lia

TVアニメ 「CLANNAD AFTER STORY」OP&EDテーマ 「時を刻む唄/TORCH」 / Lia

 

とにかく2期OPの音楽は何度聞いても泣けます。ホントしばらく泣いときます。

つーか42歳の誕生日(今日)に萌えアニメのブログ公開って凄い成長した気がする。あれ、43だったけかな。

 

【日刊レビュー】最大規模の基本無料・サーカスサーカスホテル

ラスベガスカジノ巡り戦記サーカスサーカスホテル編

無料でサーカスが楽しめるカジノ・サーカスサーカスホテル、百聞は一見に如かず実際に訪れてみると、まさに無料ビジネスの鑑のような、訪れた人皆ハッピーという素晴らしいコンテンツを東京ドーム3個分くらいの敷地にぎっしり敷き詰めた夢の国(無料)

f:id:hotmiyacchi:20150703085045j:plain

入ればいきなり看板にある通りの「ワールド・トップクラス・サーカスエンタテイメント」が炸裂。まさに無料。

サーカスの花形、空中ブランコもバッチリ無料だし、次から次へと出てくる奇人変人アクロバットは本当に凄い!!

かつ「これは商売上手!!しかも、お客も喜んでる!!」と思えたのが、各演目は確かにトップクラスながら、それぞれ長くても10分。しかも終わると1時間のインターバル(休憩とも言える)

f:id:hotmiyacchi:20150702145848j:plain

待ってる間暇じゃねーかと心配は全く無用、サーカス見てる脇にぎっしりある縁日ゲームの数々。むしろサーカス見てるそばから子供達はそわそわしてる。

f:id:hotmiyacchi:20150702150428j:plain

 「でも、ラスベガスで縁日ゲームってお高いんでしょう?」と思うなかれ、なんと、どのゲームも2ドル均一。

アメリカらしく、シーソーぶっ叩いてチキン飛ばして鍋に入ったら景品のぬいぐるみもらえるとか、競馬で勝ったらぬいぐるみもらえるとか、何やってもぬいぐるみもらえる。

f:id:hotmiyacchi:20150702145909j:plain

どれやっても安いのでバカバカ遊ぶし、ぬいぐるみもしこたまもらえるし、しかも山のようにもらったぬいぐるみは何と!上位のぬいぐるみに交換までしてもらえるのだ!!なにその進化合成?!

そんな屋台ゲームめぐりをしてる間に次のサーカスがじゃんじゃかと楽しい音楽とともに始まる。

f:id:hotmiyacchi:20150702151930j:plain

流れをおさらいすると

  1. 入場すると、即無料サーカスに関心
  2. 演目の合間は周りの縁日ゲームを楽しむ
  3. そしたらまた無料サーカスが始まってステージに人が集まる

この1ループを経験させられると、必然、お父さん的には「小遣い1000円も上げときゃこどもは1日遊んでられるな、俺はルーレットでも行ってくるか」とがっちり覚醒するという寸法。

おまけに、縁日ゲームで喜ばないレベルになった中学生クラスには、なんと、東京ドームくらいのサイズの遊園地がすぐ隣にくっついてる。なんなんすかそのスケール。

f:id:hotmiyacchi:20150702161109j:plain

こちらも3千円弱の1日券買ってあげれば子供と親の分離は完全に完成する驚異のドーム。ジェットコースターはおろかフリーフォールまで室内というアメリカンサイズ。

そんなこんなで、無料縛りでも楽しめるし、200円くらい遊んでみるかという緩い動線から3千円の1日券買って遊園地まで楽しめるという、無料コンテンツ〜有料コンテンツのグラデーションが素晴らしい。

しかもここはラスベガス、気前が良くなったら金が消えてく鉄火場に囲まれてるので、子供の喜ぶ顔を見てネジが緩んだらどんだけギャンブルで炎上するかわからない修羅の国。ギャンブルに負けて帰りたくても子供は1日券をしゃぶり尽くすまで帰らないぜとスイッチが入る、過酷なまでに良心的なサービス。

商売柄、無料コンテンツの仕組みは日々いろいろ勉強するものの+どんどん市場に増えてきますが、仕組みだけそれっぽくしてあってもその実まるでダメって現象が多々あるもので、その答えの代表とも言えるのがこのカジノ。

「まず楽しんでもらう、幸せになってもらう」がホテルの入り口から徹底され、無料で幸せ(サーカスステージ)を見てる奥に、さらに幸せなぬいぐるみとか遊園地とか奥へと続く視覚的な動線は、ちっこい画面に集中しがちなソシャゲとは比較にならないほどの体現だと痛感します。

無料〜有料のサービスの繋がり、楽しむバトンが繋がらないと全部だめ、などの商売的感想で締めるのもなんですが、一つの回答として無料サービスに従事する方にはオススメの旅行先です(私は一週間9万の格安チケットで行ってきました!)