【日刊レビュー】ヒナまつり
ヒナまつり 9<ヒナまつり> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 大武政夫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2015/09/14
- メディア: Kindle版
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Kindleの安売りで100円とかで一巻売ってるとだいたい買ってしまうのですが(ゲーセンが第一の我が家だったような時代で考えれば100円で1時間楽しめるってのは常習してたコスパ感覚)
「2ページめくれば、これはヤバイって虜になる」漫画に出会うと至福の時、気づけば全巻読破ってのは最高です。
っていうか1ページ目から目を奪う異世界感を、日常の一コマにぶち込んでくるセンスに心鷲掴み。
品行方正なヤクザの家に突如ワープしてくる少女、謎だけど全く謎を解く気がないダメダメ超能力少女に引っかき回されるカタギよりはるかに真面目なヤクザってプロットの革新性にひれ伏さざるを得ませんでした。
ブレイキングバッドの妙も、基本、ダメダメ系の人が起こす予測不可な七転八倒ですが、ダメでやる気はないけど大事件を起こす超能力もちって話が膨らみやすいと感服。
各キャラのエピソードも毎回楽しみで、巻を進めるたびにドリル化してくキャラの暴走に目が離せませんでした。
早く次巻でないかなぁ