10年後の仕事

最近99%求人のブログばかり書いてたけど、たまには違うことでも。
(そもそも、ゼペットの休日というブログタイトルなのに100%仕事の話しかしてないという)




結局仕事の話なんですが、最近、人に会うと「最近どうですか?」「いろいろ企んでる最中っす」「ですよねぇ」な感じでこれから作ろうとしてるものの片鱗を話したり、2月のスタジオオープンに来ることが決まってる人とはがっつりこれから作ってくものについて話しあったりしてます。


だいたいざっくり、向こう2年3年、こんなことをやってく、5年以内にはこうしてきたい、そのために、各自はこういうことをやって欲しいというのは普通にビジョンがあるので、各担当と掘り下げてたりするのですが(求人で一番重要なのは、実際に採用する人がなにをするか、事前に決めておくことに他なりません。そうじゃなきゃせっかく会社きても目標見失ってすぐ辞めちゃうなんてことになりかねないです)




「その次はどうなるんですか?」というところで「割と高い可能性でテレビの時代になるかも。少なくともそのためにガチに開発されてる製品は間違いなくあるハズ」と言う話をしたりしました。


特に最近、スタジオ用にテレビを買ったのですが(3D対応、60インチで壁掛け対応の超薄型、18万円)。こんな薄いテレビのために、PS3やブルーレイレコーダーを入れるようなテレビ台を買うのがばかばかしくなり、壁際に設置してます。


なんというか、これまでテレビって、すげぇ場所を取るものだったじゃないですか。それが今、テレビ本体は低価格で壁に掛けられるので、場所を取るのってもう、テレビ台くらいで、テレビ台もゲーム機やビデオがなければ無用の長物ですし、その2台には既に死に神がついてるといっても過言ではないジャンルです。(今どき、テレビ自体に録画機能がついてるし、外付けHDDにも録画できちゃう。テレビゲーム機はいわずもがな)


もし、「44800円で40インチのApple製テレビを買って壁に設置したら、部屋のスペースがぐんと広くなって、かつ、最新のゲームも映画もやり放題になり、ホームシェアリングで写真もホームビデオも快適に見れる」という時代になったら、もちろん発表会は「テレビを再発明した」で始まるのは間違いなく、現在スマフォに駆逐されていくガラケーと同様にテレビの買い換えも雪崩式に起こるかもとも思います。


っと、そんなものを実験開発してないはずがないわけで、いつ出るかと噂されたタブレットiPad)のように、多くの産業を定義しなおす機まんまんで
登場してくる気がしてなります。


ゲームに関して言えば、たぶん、↑が出ない限りは来年、再来年とますますスマートフォンでのゲームが主軸になっていき、これまでの専用ゲーム機で開発>スマフォに移植から、スマフォで開発>ゲーム機に移植の逆転化が起こるのではと思いますし、その次は、スマフォで開発したものはそのままハイエンドゲーム機(=Appleテレビ)で、大迫力で楽しめる、という時代にスムーズに移行してくれる、というのがゲームクリエーターの理想ではないかなと。1ユーザーとしてそうなって欲しいと願ってますね。


また、スムーズにシェアを奪われるのは、現行のテレビメーカー、ゲーム機メーカーで、今でも先細りの綱渡りなのに、Appleのようにコンテンツで主導権を握ってる会社が対応ハードを広げてきたら、またあっさりとシェアを明け渡さざるを得ないのではとは考えてしまいます。


それがどうなるのかはわかりませんが、自分の持ち分(ゲームを作る)としては、テレビでゲームが出来る、しかもネットに常設されてるのが確定、しかもでかいくで情報がたっぷり表示でき、Appleが出すということは即ちカメラ、ビデオチャットYouTube投稿などが当然連携される、ってことで、今のソーシャルゲームブームを超えて、すげぇ勢いでバーチャル体験するようなゲームがばんばん出るのではないかと思います。


イメージ的にはニコファーレに家にいながらにしているような体験が出来るとかですかね。


また、当然ながら、その時にはSiriでのインターフェースがプライマリなものになり、コンテンツを見るための操作はほとんどがSiri経由(声での操作)になるのは間違いないと思います。発表会でも「リモコン?別売りになりますが、いりますか?」とかエッジのあることやってくる気がします。


朝起きたら「Siri,今日は九州に出張、天気予報たのむ」っていうだけで電源が入り、たちまち、自分の場所と現地の場所の天気予報、気温、傘を持つべきかどうか、厚着をするべきかどうかがグラフィカルに画面に出た上で「今日は良い天気みたいです、暑いので薄着で大丈夫ですよ」と、人間的に答えてくれるでしょう。


ゲームとSiriが融合もできるでしょうし。
「Siri,昨日オークションに出したプラチナアーマー、今いくらになってる?」「22344ギルです。」
ってことも当然対応できると思いますしね。


そんなテレビとiPhoneももちろんiCloud上で同期されてるだろうから、テレビに話したことをiPhone側に自動で転送されるなんて誰も気にせずにされてて当たり前と思うでしょう。




っと、ちょっと飛ばし気味に考えてみたもののそれをあっさりやってのけるAppleに我々はしびれてあこがれてるわけで、しかも、突然にそういう時代になってしまう気がします。




もともとは「iPhoneの時代ってどんくらい持つのかな?」という質問をされて思ったことでもありますが、元々iPhoneって、よほど性能で他者に負けない限りあの形態で20年くらいはやってく(モバイル・スマフォを超えるものはたぶんでないし、出たとしたらスカウターとか脳に直結くらいエポックなものしかないかと)と思うし、その流れに全てが負けて飲み込まれていくのは自明で、強いて別のものが台頭してくるとしたらApple製の壁掛けテレビで、Appleの好きな破壊的イノベーションとして、今でも破壊される雰囲気まんまんのテレビゲーム機とビデオレコーダーが楽勝で飲み込まれて、我らの仕事としてもそのプラットフォームの上にのらざるを得ないだろう、というのが見解っすねって話でした。


そんなわけで前回のエントリのように、Appleの作るエッジに全力で乗りたいというのが今の目標なのは変わらず、これから作られるエッジにも的確に対応したいと思う次第です。


こんな夢みたいな仕事ができる日がくるのはまだまだ先なので、まずは出来ることやってこう!そんなわけで今日は福岡工業大学で2時から講演です!( 実は今、超ぎりぎり)

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