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気がついたら世の中ゲーマーだらけだった件

「日本市場は崩壊、何出しても爆死。海外圧倒的で追いつくのは絶望」<というような風潮のセグメント(いわゆるコンシューマー業界)にちょっと前まではいたんですが、まー確かにそうかもしんないんですが、個人的に「そんなこと言っててもしょうがないじゃん」って話はとっとと忘れるなり解消するなりして生産的なことしましょうよってタチなので、今でもあまりそういう話には参加してないのですが。

なんか感慨深いなぁ、と思うのは、昨今の右を見ても左を見てもゲーマーだらけな感じのこの感覚。

iPhoneやってるからってのもあると思いますが、無料ゲームのおかげで「いや、もーさっぱりゲームなんてやってないっすよ。もう、全然今のゲームわからなくなって」<とかいう台詞は結構久しく聞いてない気がします。

っていうかiPhoneに限らず、もっとメジャーであるガラケーでは年中GREEだのモバゲーヤバゲーだののCMが流れまくり、MixiでもFacebookでも、とにもかくもゲームだらけで、しかも無料、かつ「やりたい」と思ったら10分以内にはどこにいても始められるとっつき安さで、気がついたらすっかりゲーマーでした、という老若男女が次から次へと生まれてくる時代。


改めて感慨深いのは、結構前ですが、DSが出るちょっと前くらいの時「既にゲーマーってのは絶滅しちゃった」論があって、「少子化でゲームをやる子供はいない、ゲーマー層は年食ってゲームを卒業、今誰もゲームなんてやらないんだよ」とかいう話もあったりなかったり。

まー、だいたいそういう話を思考停止を肯定するための言い訳と思ってしまうタイプなんですが、無論、今となってはDSやPSPで「ゲームをやる子供がいない」なんてどこの戯言かという次元ですし、年食ってゲームを卒業した、なんて話もすっかり消え去り、「むしろ人間、いつでもどこでもゲームをやりたがってる」という感じ。

実際の所、据え置き機に対する「離れ」というのはある気もしますが、なんで↑みたいなことを言いたかったかと言えば「最近はゲーム離れなのでXX」という一昔前の話を聞くこともなくなり(そういう話嫌い)、しこたま増えたゲーマー層にどんなコンテンツを届けるべきかという純粋に生産的な話に集中出来るのはホントに幸せ。

ともあれ思うのは、「人間、基本ゲーム好き、でも面倒は嫌い」ということで、据え置き機は基本的な面倒(テレビをつける、ディスクを入れる、ロードを待つ、長いゲームの説明を見る)を引きづりながらユーザーを開拓するのに比べ、やっぱしiPhoneってその辺の基本的な面倒がないのでそりゃゲーマーも増えるよなと思ったりしました。

なんといっても、そうしたゲーマーコミュニティ(もちろんポケベガを含む、というかポケベガのコミュニティの強化は今後もハンパじゃないす)が出来てたり、ゲーマー仲間を作り安いのもまた魅力ですよね。っていうか一人のオジサンとしてそんな便利なもん、前は無かったっすよ、っと思ったり。

最後、若干手前味噌もあってすいませんが、いや、ゲーマーにとってよき時代っすよ。と思うことと、そうした恵まれた時代だからこその仕事をしっかりしたいと思うのと、2000年前半にあった「ユーザーのゲーム離れによる仕事の制約」話をしてた頃の皆さんに今の状況を見せてやりたいな、とか思った話でした。