2010年・謹賀新年 今年もよろしくお願い申し上げます。

明けましておめでとうございます。

昨年は多くの方々に、深く深く、お世話になりました。
本年も改めて、どうぞよろしくお願い致します。



書き初めじゃないですが、ブログ初めとして2010年という脅威の年明けについて思うことは。。。

とかく言われてることですがAppleのTabletMacでiPhoneショック並にいろんなことが変わること、それがもう、全く一言も表明してないのに異様なまでの存在感を放っててみんなでびびり?まくってますが。

そんな話も遠からずきっと現れることはなんか疑いがないですし、さぞかし楽しいことに成る気がします。



なんというか、2010年のコンテンツビジネス界というかソフト娯楽ビジネス界は、なんか異様に明るい気がします。それも2010年というより、2010年代とくくれるほど長いスパンで。

短く見ても2015年くらいまで異様に面白いんじゃないでしょうか。


面白さと引き替えに壮絶な競争と淘汰は例によってあるかなと思いますが、そういうのは昔からあることで特別じゃないんだけど大型ゲームが安定期だった過去10年くらいは淘汰も落ち着いてた気がします。でも、次の十年は今までのルールがまるっきり通用しない気もするので、安定に見えてたモノほど脆いかも知れません。


逆に言えば、00年代は「閉塞期」が顕著で、それまでは3D技術の進化で「すげぇ!」って新しさを楽しんでましたが、中盤以降は「あんま変わらない、ロードが長くなってたるい」というゲームが続き「ノー・イノベイティブ・シンドローム」とかそのまんまな言葉(どうせ変わんないんでしょシンドローム)とか言われて暗いニュースも続いた感じもしますが、後期は後期で据え置き機は強豪が立派に残って傑作揃いに、カジュアルゲームiPhoneをベースに人類史上未曾有の爆発を見せてると思います。


「どうせ変わらないんでしょゲー」の横行から「ゲーム離れ」って言葉も多々ありましたが、なんか最近はさっぱゲーム離れって聞かなくなった気がします。

「お父さんになったのでゲームなんか出来ないです」な話は聞きますが、「ゲームをヤル時間あるのに、ゲームはつまらないからしない」っていう意味のゲーム離れは激減したと実感してて、これだけでも超喜ばしい限り。

逆に言えば、「どうせ変わらないんでしょゲー」=安定型=亜流・派生型のゲームはどんどん減って、開発環境のお手軽化、開発費の低下から、一気にチャレンジ型のゲーム製作が大大ブレイクして、毎日「なんじゃこりゃー!」ってゲームが飛び出るようになったのが2009年。

そんだけでも凄い幸せだったのですが、それもある意味iPhoneという枠の中の話じゃん、iPhoneだけじゃ王道じゃないよ。っという見方もあると思いますが。



2010年代、というかTabletMacなどがテレビに繋がって、AppStoreでダウンロードしたゲームが遊べる用になったら。

って、↑のくくりで「そうなったらブラックホールだ!」とかよく言ってますが、改めて痺れるなぁと思うのは。。。

要するに、ダウンロードオンリーのゲーム機ですよね。Wii,PS3,360に比べてどういったポジションになるかわかんないですが、家庭用ゲーム機という括りになったら、普通に鉄拳やFFの新作が出るんじゃないでしょうか。

当然、そういったトップタイトルも、これまでのiPhoneのAppStoreの用に全て平等に並べられると考えた方が自然でしょうか。


そうなるとなんなのですが、FFや鉄拳がStickWarsなどのインディゲームとガチンコで戦い、大手は巨大CMで、インディはバイラル、口コミでの、なんか、歴史を決する戦いが勃発すると思うんですよね。


仮にStickWarsなどのインディがCM無しでFFとかに勝っちゃったら「宣伝予算のあり方」自体を揺るがすんじゃないでしょうか。
昨今、開発費より宣伝費だ!って記事が話題でしたが、あらためてQAなどのクオリティチェックに予算が流れ混んで、完成度はどんどん跳ね上がるかも知れませんよね。


というわけで、TableMacは、2009年に育ちに育ったインディと、これまでの歴史を背負った大作が同じフィールドで闘う聖戦の場、と考えるだけでもゾクゾクしますね。


っというか、2010年代はメディアビジネス・コンテンツビジネスの「そろそろこうなっちゃうんじゃない」がゾクゾクと実現される、ネット革命面白スギな年代になるのは間違いないわけで。。

そもそもこのブログは「それを見越して、ウチもこうしてます」な話を書くつもりだったのですが↑を書いただけで長くなっちゃったので、ブログに書きたかったことはプログラムで書いときたいと思います。