アバター遂に目撃。3D映画の洗礼を体感

製作4年かかった3億ドルの大作、全世界同時公開後三日で3億ドル回収。などの世紀の横綱っぷりをいきなり発揮してるアバターを遂に見ました。

凄かった!

3Dの映画も初めて見た!

「一度見たらもう3Dでの映画は3Dで見なきゃ嘘だ!それくらい素晴らしい!!」というような話は見てたけど、それはホントでした。


アバター以前、アバター以後という区切りになる革命的な映画。次世代の映画を世界中の人にすり込み、新たな需要創出となるであろう」というような話も、それもホントだ!と体感しました。
今後、3D映画!ってだけで人々は映画館に行きたくなるし、今後出てくる3D対応テレビやブルーレイも欲しくなって経済効果満点って話。

って、まさに相撲ブームをしょってた若貴兄弟みたいな横綱

↑みたいな、祭り祭って経済ブームを刺激する煽り話だけで、実際見て見るとアレレレな滑り大作だったらどうしよう、と思ってたけどアバターは見事に上手投げで白星を決めてくれて、いい試合を見た目撃者のような達成感すらある感じです。

私のように初めて3D映画見た!って人は上映開始2秒で3D新時代ショックに心奪われ、テンポ良い話の展開にのめり込み、作り込まれたナヴィ文化へ没頭し、クライマックスのど迫力バトル、オチへの着地に感動って、新次元の娯楽大作を見て、さらにこーして回りの人に「すげーの目撃した!」って自慢まで出来るガジェオタ心も満たすボーナス満点の作りこみと思います。


、、、だがしかし!


実は僕はT2を100回は見たようなキャメロン映画オタで、、いわゆる「過去の幻影」を重ね見てしまう目もあるので、バトルに関しては「ターミネーターみたいにクールで鋭い敵がもっと欲しい」とかつい思ってしまってました。
こーいうとまー、ラピュタに心奪われっぱなしの宮崎ファンみたいなもんですね。


当然ながらスタッフクレジットも膨大な人数、とくにCG系の人の多さと、なによりR&D(研究開発)系の人がやっぱ多いですね。
「Water TD(水の技術監督)」とか、いちいち技術分野に区切って数十人の名前が出てくる様に巨大戦艦並のプロダクション力を感じれるのも最新鋭兵器を見る楽しみでしょうか。

あとはみんな言ってることですが、次見るとしたら、前のほうの席で見るようにします(そうすると、自分が3D映像の中にいるような感じになるそうです)


映画も面白かったけど、娯楽ビジネス万歳!と思うような、いい心意気の作品でした。