ソフト産業の大変さが変わった感じ

この仕事初めて17年?18年?そーいうとおっさんくさくて嫌なのですが、常に思うのが同年代の芸人さん(ロンブーとかケンコバ)のように、いつでも面白いところにつっこんでって年代関係無く、若手熟練に混じって仕事ができてって出来ないとなぁとつくづく思います。

なんつーか、そういった芸人さんタチは枠を作らないですよね。むしろ枠になるのを破壊しながら新しいものを取り込んでく形しかないというか。

そんなマインドで思うのが、っていうかiPhoneを渦巻くニュースは今日もホットにも程があるという感じで、
「無料アプリでの有料課金対応」
「次期FLASH、CS5からのiPhoneアプリ生成」

AppStoreがディープインパクト級の隕石なら上の二発は核。

どちらもちょっと前のニュースで既にいろんな見識ブログが炸裂しまくってますが、まー乗らないわけにいかないというか、無視するわけにいかないというか、直撃確定の台風ですよね(^^;

「ソフト産業の大変が変わった感じ」と思ったのは、既に↑についての見識はたくさんあるので同感なので言うことがなくて(^^;ってのと、なにより、この仕事、ずっと大変だったけど(最近DWANGO物語が面白かったですが、私も割とそんな感じの要素があって=寝ないで働くのがデフォルトで、終電で帰る人を「珍しい」と感じル文化)要は根詰めて、適当に「ここまでやれば!競争に勝つ!」というとこまでやりきる、という仕事がファミコンPS2くらいまでは続いたのですが、この時の特徴ってとにかく詰め込んで、家にも帰らず身を削って入れ込みまくり、という感じ。

今は根詰めてやるより、↑のような台風、津波を読んで、順応性+応答スピードを上げてくバランス感覚がすげー重要で、その分感度もいろいろ上げてく=市場バランスがとても重要で。
難しいニュアンスですが、昔は「凄いなぁ」と言われる仕事を目指してたけど、今は「うまいなぁ」って要素が欲しいというか。

↑ってなことを最近はずーっと思ってるんですが、なんか仕事的に、ますます芸人感覚になってきました。流行重要、順応重要、なによりオリジナリティも重要(似たようなものは瞬時に死ぬ)

本当は最近のビッグニュースについてなにか書いとこう!と思ったけど、直接的なことは既にあちこちで読んだので、もう台風に備える覚悟表明状態(^^;

一言だけ言えば、既存の枠組に囚われると、せっかくの風が災害にしかならないかと。
風を受けて飛び上がるメーカーは山ほど出るのもまた事実、必然、後者しか道はないので、「そう持ってったか!?」という仕事に成るよう頑張ります。