ターミネーター4とベンジャミンバトン

飛行機の中でベンジャミンバトン。

サンフランシスコで時差ぼけの時間つぶしのためにターミネーター4見ました。

どちらも感慨深い映画ですが、2作で共通するのは「全く持って普通の人間を完全にCGで作ってる」ところ。

ベンジャミンバトンは言わずとしれたお爺さんブラピ。
ターミネーター4ではカリフォルニア州知事が完全CGで出演してはります(見た目はただの人間、無論ターミネーターですが)

これって、10年前だったらCGによる俳優の代役って結構ナーバスに「機械がオラ達の仕事を奪うだよ」という意見もあったりしたもんだと思いましたが、ある意味技術の進歩と同時に倫理観の変化でもあるんじゃないかと思いました。

っと同時に思ったのが、こんだけ実在の人物のCG代役がはっきりばっちり出ちゃうってことは、もう実在じゃない人物、たとえば伝記映画とか、そのまんま全部CGで再現とかも倫理観の変化とともにあるんじゃないか、と思いました。

どっかのツッパった監督がやってきそうじゃないですかね

オリバーストーン監督作「エジソン」とか
ティム・バートン監督作「ヒットラー(やばい?」とか

こうなったら、再現したCGの偉人のモーション撮る人は言葉通り「中の人」ですな

WWDC真っ最中に眠い頭でこんなこと考えてました。
(もうメールの返事を書く気力も衰え・・・)